あずけたカメラが別物にすりかわって戻ってきた
ウワサを聞いた。
なんだか凄いメカニックがいるらしい。
ただしCanonの機材のみ。
そしてプロしか依頼できない。
幸いにも中学の頃からCanon一筋だ。
そしてプロだ。そう言い張って18年経つ。
多分だいじょうぶ。
メールで質問すると代表者自ら電話をかけてきてくれた。で、その電話がね...
長い。
もうね、長いんですよ。
確かに質問したのは僕ですけどね。
質問の答えを理解させるための説明にはじまり、その説明を裏付ける技術的な説明やらなんやらとにかくよく話すんです、ココの代表さん。
大阪の会社なので関西弁だ。神戸出身の僕には心地よいやわらかい大阪弁を使う。でも言葉のはしばしにプライドがみえる。自信ありそうな感じがビシビシする。そして楽しそうに話す。自分の仕事が楽しい人なんだろう。
まかせることにした。
Canonのメーカー修理に任せておざなりな対応されたことが何度もあった。でも、ここは一個の質問に30分かけて説明してくれた。長いけど楽しい話だった。まかせる価値がある。おかげで仕事に遅刻しそうになったが。
機材を先方に送る。
カメラとレンズをあずけた。
機材チェック後すぐに見積りメールをくれた。
えっと...
あのさ...
メールも長い。
ちなみにこのメール、代表の方ではなく社員の方が送ってくれたんですけどね。もちろん定型文コピーもあるだろうけどさ。それにしてもなんだこの会社、そろいもそろって長いのか?ワザとか?
安心できるじゃないか。
修理が終わった。
機材が戻ってきた。
手書きの診断書がついていた。
もはや驚きもしないが...
診断書も(略
過去にCanonのメーカー修理に出した際、戻ってきたのはB5くらいの紙一枚だった。ここのカルテにはビッシリ手書きで症状や治療内容が記されていた。大事な機材が大切に扱われた気がする。うれしくなる。
ウチの専属モデルを連れてテスト撮影に出かける。
拡大↓
AF中央一点。手持ち。ピントは眉毛。
EF24-70 f2.8Ⅱ。70mm域。絞り4。JPEG未調整。
モニターではわかりにくいのが残念。
切れ味が全然違う。
なんだこれ?モンスターだ。
新品にすりかえて送ってきたんじゃないのか?
そう錯覚するほどの変化だ。
あの会社、色々長いだけじゃなかったんだ。
感服しましたよ。
Canonを使ってて「心底良かった」と思うことなんて実はあまり無い。僕が写真を職業にしたころはCanonかNikonしか選択肢が無かった。偶然昔から使ってたから今に至るまでCanonなだけだ。そして他のメーカー製がうらやましくなることもしょっちゅうあった。
しかしこのお店が「Canon専門修理業者」である、ただその一点だけでCanonを使ってきて良かったと思えた。
ここです。
大阪のPDA GALLOPです。
ステマじゃ無いよ。
どちらかと言うと独り占めしたい。
それでも人に薦めたくなった。
客にそう思わせるってすごいことだ。個人で仕事してる僕にとって見習うべき点がたくさんあるよ。
とりあえず今日から僕も長電話で行く。
話はそれからだ。
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