神社という装置
神社での挙式はすこし厄介。
なにしろ古式ゆかしい神社なので、客におもねるという事が無い。
神主が「ようこそ都会のオアシスへ!」と挨拶したりはしない。巫女が「ウェルカムドリンクはいかが」なんてお神酒を持ってきたりもしない。されても困りますけど。
当然カメラマンに対してもシビア。
所定の場所から動くなと言われる。挙式中は三々九度が始まるまでシャッターも切れない。神社によっては初穂料という名目で撮影料までとられる。正直しんどい。いろいろと。
でもやはり絵になるのだ。
くやしいけど絵になる。
白無垢に紋付袴だ。
こんなもの余程の事が無いと着ない。
結婚式なんだから余程の事ですけど。
ある種のコスプレですよ。
なのにここだとおかしくない。
ビシッとはまる。
舞台装置としての神社は最高だ。
伝統ある建物だけでも充分絵になるわけだけどもう一つ神社には大きな特徴がある。屋外であるということ。当たり前にきこえるけどコレは大きい。 屋外はやはり大変だ。 天候に左右される。 雨はいわずもがなだし夏の暑さ冬の寒さ全て影響してくる。 大変なんだけど四季を写せる。 これは魅力だ。
結婚式の写真は一生の思い出になりえる。
のちのち見返して頂いた時のために、当日の空気感まで残せたらと思う。そう思うから「空気感、空気感はどこだ?」と現場でキョロキョロしてる。そんなもん理屈じゃ見つかんないんだけど探してしまう。
でも神社は楽だ。
写真に入ってくるものほとんどが磐石だ。
例えばどこの神社にもある大きな木。
それを撮るだけで空気がしまる。
カメラマンの手助けをしてくれる。
神社は厄介だ。
でも結構好きだったりする。
........................................
ブログランキングに参加しています。
クリック↓頂ければ励みになります。
ホームページはコチラから↓
メール extra@zs.main.jp
ブクマ、シェア大歓迎です。
喜びます。小躍りします。
↓