マスダヒロシブログ

福岡を中心に全国で活動するカメラマン・マスダヒロシのブログ

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引っ越しのおしらせ

みなさんこんにちは。
マスダです。



3か月ほどまえからnoteに文章を書いております。こちらでの新規文章更新はしなくなると思います。



古い文書はそのまま残しておきますので、ご覧頂ける方はお暇なときにでも寄っていってください。



今後は...



文章→note

https://note.com/masnote




写真→インスタグラム

https://www.instagram.com/masudahiroshi/



いろいろもろもろ→ツイッター

https://twitter.com/Masuda_H



と、使い分けつつ混ざりつつで続けていきます。


みなさま今までありがとうございました。リンク先でフォローして頂ける方はこれからもよろしくおねがいいたします。



マスダヒロシ



イケメンが僕をカメラマンにしてくれた。

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ささやかな願望として、イケメンはすべからく爆発するべきだと思っている。



学生時代、先輩のKさんに「見た目は才能だ。俺たちみたいなのはその手の才能が無いのだから他で目立つしかないんだよマスダ」と言われた。


 

「俺たちみたいなの」呼ばわりされたことは特に気にならなかった。


実際、イケメンであることは自分には無い才能だ。さすが先輩はいいこと言うな、と若い僕は感心した。僕が買って僕がおだいどころに置いてるウイスキーを勝手に飲んでるKさんのことを、ろくでなしだなぁとも思った。


Kさんは人の酒を勝手に飲むろくでなしだったがドラムがとても上手かった。そのときも鉛筆2本でウイスキーの瓶を叩きながらシャーラタンズのドラムを軽々と再現していた。何も無い僕からしたらそれだけでも充分恵まれて見えた。


中学時代、一時ハマって以来、実家に置きっぱなしにしていた一眼レフカメラを一人暮らしのアパートに持ち帰ってきたのはその頃だ。


スマホはおろか携帯電話すら普及しておらず、カメラを持ってるだけで「特技は写真です」と言える時代だ。特別な何者かになりたい一心だったのだろう。ありがちな思いだ。



その、ありがちな思いに引っ張られて20年以上が経った。


さすがに20年を越えると「長く続けててすごいね」と言われることがあるが、すごいことなど何も無い。カメラマンで無くなると何物にもなれなくなるという焦燥が根底にあるだけだ。
 

 

フリーになって10年目くらいの時期に、大口の取引先を失った。これが結構キツくて、調子よく稼いでいた収入が一気に7割ほど減った。さすがに後ろ向きな気持ちになった。



そんな時期に披露宴撮影の御依頼を頂いた。披露宴中、新郎新婦手作りのプロフィールムービーが流れた。ムービーの中で花嫁さんが「今日の撮影は世界一のカメラマン・マスダさん!」と僕を紹介してくれた。



ありがたくて涙が出そうになった。お得意様を失い世界一はおろか福岡市中央区1にもなれてはいない当時の僕だったが、その披露宴が行われている数時間だけは世界一でありたいと強く思った。

 

その思いは常に持つようにしている。特別な何者かになりたいという気持ちが僕を鍛えてくれる。コンプレックスも付き合い方次第ということだろう。そしてイケメンは爆発すればよい。



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ウェブサイト Hiroshi Masuda Photography
インスタグラム  @masudahiroshi
メール masudahiroshi00@gmail.com

ご意見、御質問いつでもどうぞ。

 

新婦はもちろんだが、新婦の母がやたらかわいい瞬間もある。

 


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↑こちら、なかなか謎な画像ですが、状況を説明しますと


「娘の花嫁姿が待ちきれず、支度部屋に顔つっこむ新婦のお母さん」.



ですです。








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かわいい。





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わかりやすい形の冷や水を浴びた。

 

 

 

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駅で撮影。

北九州の門司港駅

こんな写真アップしたらプレ花嫁さんと鉄道マニアとショートカットフェチにフォローされまくってインスタグラマーにでもなるんじゃねえかウヒャヒャとか妄想してたら歯のつめものが外れた。

調子にのると毎回こうなる。ある意味、助かっているとも言える。


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カメラの構え方から見えるもの


あらかじめ言っておきますが「こう構えればブレずに撮れる」といったたぐいの文章ではありません。


そこらへん期待されるとプレッシャーでぷるぷるしだすので勘弁してくださいね。そんな大それたものじゃ無いんだ。


そんなわけでマスダ( @masudahiroshi )です。


写真に対して合う合わないというものがある。「良し悪し」では無く、あくまで僕目線の「合う・合わない」だ。


でね、この合うか合わないかが、ある程度分かる方法がある。それがカメラの構え方だ。



カメラをね、スナイパーのようにというか

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ラッパーの腕組みポーズのようにというか

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こんな感じでね

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構える方がおられます。
※以下、便宜上、チェケラ撮りと呼ぶことにする



その系統のカメラマンさんの写真は100パー僕と合わない。




少し話がそれるが、カメラの構え方で、僕が好きなのは映画「欲望」のデヴィッド・ヘミングスだ。ベタ過ぎて気恥ずかしいけど。

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これね。



映画は未見でも、このポスター見たことある人は多いでしょう。一時期、何故か、お洒落カフェとかにちょくちょく貼ってあった。あんな不条理な映画なのに。






余談だが、これが日本版ポスター。

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これもすごい。エメラルドグリーンにピンク文字で「肉体!麻薬!」だよ。「!」が斜めなのもポイント高い。







デヴィッド・ヘミングスのカメラ捌きが抜群なのは有名だが、この人、撮って無いときのカメラ扱いもいいんだよね。

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力が抜けてる。
色気がある。



僕はこっちに憧れたからチェケラ撮りにはならない。



繰り返すが、良し悪しの話では無い。そもそもレンズの長さによっては、チェケラ撮りは有効だ。ただの僕の好き嫌いの話だ。



ものの価値観というのは何を選ぶかより何を選ばないかで計れることも多い。



カメラを覚え、構え方を学ぶ段階で、このチェケラな構えを選択する感性は僕には無いのだけれど、その構えを自然に選べる人もいる。チェケラ撮りを選ぶ人と選ばない僕では、何をカッコいいと思うか、の感性が違うんでしょうね。



そうした感性は当然ながら撮る写真にも作用するわけで、好みに合わないのもよくよく考えれば不思議ではない。


構えひとつでも見えるものは多いという話。






そういえば、それとは別にもう1個、絶対、合わないタイプのカメラマンがいる。

 

 





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なんかこういうの手にはめてる人。





この類のカメラマンに関して話し出すと長くなるので、また今度ね。





おさまるべき場所に落ちつく。

 

福引き的イベント。

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一番キャラの立ってるゲストに当たった。
大体そういうものなんです。
めでたい。




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