僕はちょいちょい隣の席から学ぶ
仕事合間に喫茶店でお茶。隣のテーブルにはスーツ姿の男性二人組。どうやら先輩後輩の仲のようです。以下、2人の会話。
「お子さん可愛いですねえ、一緒に写ってんの奥さんですか?美人じゃないすか?!もっと大きく写ってるの無いんすか?見せてくださいよ!」
「見てどうすんだよっ!!大して美人じゃねえよ(笑)」
「いやいやスタイルとか良さそうじゃないっすか!はっきり写ってんの見せてくださいよ!」
「全然スタイル良くねえよっ!渡辺直美みたいだよ!」
「絶対無いでしょ(笑)。いいじゃないっすか見たいですよ」
「見たいのっ!!?見てどうすんの??物好きだねお前、見たいんなら仕方ないけどさぁ...ちょっと待てよ...ほれ(スマホを渡す)」
「失礼しまーす、て、これガッキーの画像じゃないすか!!ちゃんとホンモノ見せてくださいよ!なにしてんすか!」
「ガッキーでいいやん(笑)、ダメか。分かった分かった、どれがいいかなぁ...」
「...」
「...」
3分経過
「ほれ」
「失礼しま...ってコレお嬢さんの写真じゃないすかっ!!」
「へへへ、ゴメンゴメン、つーかそんなに見たいの?わかんねえなぁ、人の嫁さんの写真見たいって気持ちがわかんねえなぁ...まあ待て、あったかなぁ...嫁一人の写真とか意外と撮らないんだよね。俺そういうタイプじゃないからさぁ...まあ待ちなよ。つか見たいかねぇ人の嫁さんとか、まあそんだけ言うなら見せるよ(再度スマホいじる)」
「はぁ」
...更に3分経過
長いよ。長すぎるよ先輩。
もうね、ダメですよこんなこっちゃ。
この会話再現するために562文字費やしたが全く面白くならない。俺がハズしたみたいだ。俺もかわいそうだ。自業自得だが。
僕は個人で仕事してるので、撮影だけでなく新郎さま新婦さまと直接お会いして打合せをすることが多い。それこそ喫茶店なんかでお茶しながら色々説明させていただく。
打合せ、顔合わせ、言い方はなんでもよいのだが結局のところやってることは「営業」だ。そりゃ高いアルバムとか利益率のよい商品を購入して頂きたいってのが本音。
とはいえやっぱり楽しくないといけません。御客様からしたらカメラマンなんて人種はいまいち得体が知れないと思われているケースも結構多いのです。「芸術家みたいで気難しそう」てな風に思っておられる方もいる。僕は芸術家とは正反対なタイプなんですけどね。
だからこそ人となりを知ってほしい。取って食うわけじゃ無いんだよと分かってほしい。そして打合せを終えた後に「たのしかったねえ」って思ってほしい。そんなことを願いながら御客様とお会いしています。
だからなんだって話なんですが、冒頭に書いた会話は色んな意味で参考になったよ。ありがとう先輩。僕より一回りくらい年下だったけど勉強になりました。でも渡辺直美には謝っとけ。
素敵なブライダルフォトをお探しのかた。一度お会いしましょう。僕の打合せは結構楽しいですよ。
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