香港出張2日目(後編)。夜の街で花魁を撮る。旺角-石坂街-蘭桂坊。
※前回までのあらすじ
香港出張1日目。重慶大厦(チョンキンマンション)に泊まる。 - マスダヒロシブログ
香港出張2日目(前編)。ネイザンロードでロケハンをする。 - マスダヒロシブログ
ロケハンから戻り夕方までLovehairチームは美容学校で講義の仕事。日本風の美容というものは香港の学生達にも注目されているらしい。
個人的に面白かったのが香港における「メイクアップアーティスト」という職業に関して。日本では美容師がメイクと名乗るパターンが多いが、香港では美容師とメイクアップアーティスト(造型師と言うそうです)はあくまで別物という立ち位置らしい。ほいでメイクには免状があって、それを持ってないとメイク業を出来ないそうな。
手前のジャケット着てる2人が香港のメイクアップアーティスト=造型師。ジャケットにバッジが付いてるのが見えるでしょ?これがメイクの免状なんだそうです。彼らは学校の教師もしてるので正装たる免状付ジャケットを着てるわけで、決して80年代風バッジファッションに身を包んでいるわけではないのだ。
花魁姿のモデルさんと記念写真。香港の学生さん、みんなかわいい。来てよかった。
日が暮れていよいよ僕の出番です(出番まで長かった...)。ホテルで凍えたり、街中で汗だくになったり、女の子愛でるために来たわけじゃない。写真撮りに来てんだ。
日中ロケハンした旺角(モンコック)の四つ角。
ココね。
夜になると趣が変わる。人の多いことといったら。そんな雑踏に花魁姿のモデルを立たせる。我ながら面倒な要求だがモデルの頑張りは素晴らしかった。
ポージングも実によい。勘がいい子でした。
まだ19歳なのに実に小悪魔な表情をみせる。末恐ろしいね。
旺角で一通り撮影後、中環(セントラル)に移動し石坂街(ポッティンガーストリート)で撮影。移動には怪しげなトラックを使用。
シートもハンドルカバーもいろいろうさんくさい。
移動中の一コマ。窓開けて撮ってたら運転手に「空気汚いんだから開けるな!」と結構な勢いで怒られた。あんな色のシートの割にはデリケートだ。
石坂街(ポッティンガーストリート)。これだけ見ると寂しい坂道みたいだが実際には両サイドに露店が軒を連ねており大変にぎやか。古き良き的石畳の向こうには高層ビル群。
坂道を下って、別の坂道に曲がるとそこは蘭桂坊(ランカイフォン)。
夜遊びのメッカでいわゆるクラブストリート。外国人の比率が急に増える。特に白人が多く、正直どこの国か分からなくなる。
そんな場所で日本の花魁姿した香港人を日本人が撮る。もはやなにがなんだかよくわからん。
1発目の撮影無事終了。皆がんばったが、蒸し暑い中こんな衣装で数時間我慢したモデルには頭がさがる。明日は更にハードな撮影だ。とっととホテルに戻って寝たかったが、このあと撮影1発目の打ち上げに向かった。打ち上げって最後の最後にするんじゃないのか?毎回打ち上げるのか?
ブツクサ言いつつビールが美味かった。あと半分。頑張ろう。
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