人様の誕生日を変えてしまったカメラマン
先日の日記。
これと内容かぶるんですけど、正にその重要さを知っているお客様のおはなし。
マタニティフォト撮ってください。そう御連絡頂いたのが8月のこと。9月末出産予定とのこと。ハイよろこんでーと「やる気茶屋」のごとく返事をする僕。
今回御出産されるのは二人目のお子様とのことで「長男君&お父様&お母様 feat.大きなおなか」という撮影対象。マタニティも家族構成によってフォーメーションが変わるので考えどころ。それがまた楽しい。
ところが撮影予定日前日、台風が来るとか来ないとか。仕方ないので延期となったわけだけど、困ったことにスケジュールが合わない。お客様ご希望の火曜日がどうにも空いてない。
2週間後しか空いてないのです。出産予定日過ぎてしまう。申し訳ないけどお断りするしか無い。
そしたらお客様がこう言うわけですよ。
「帝王切開の予定日延ばします。お医者様に相談します。2週間後に撮影して、その二日後に産みます」
なんとありがたい言葉だろうか。もちろん僕はハイよろこんでーと「牛角」のように返事をしたわけです。光栄ですよ。僕の予定に合わせて出産日伸ばしてくれるなんて...ん?
俺の都合で誕生日決まっちまったじゃないか!!?
なんだろうかこのプレッシャー。予定通りなら9月生まれだった子が10月生まれに変わってしまった。いいのか?大丈夫なのか?
撮影当日。ふたたび台風接近中、ウソだろ。嵐が上陸する前の早めの時間に撮影決行。延期のせいでパンパンのおなかをかかえて頑張って頂きました。
待って待って出産延期までして残してくれた写真です。最高でしょ。この二日後には無事おなかから出てきてくれました。
この日しか撮れなかった写真をきちんと残している。マタニティフォトの価値を知っているってこういうことだと思います。
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